投稿者: issue-admin_0423

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82 – 雨漏りと本(後編)

82 – 雨漏りと本(後編)

Essay 雨漏りと本(後編) #82|文・藤田雅史 (前編はこちら) さて、そんなわけで書庫に最大の危機が訪れようとしていた。 本棚の前に立って見上げる天井の壁紙は、雨漏りによって明らかに色が濃く変...

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81 – 雨漏りと本(前編)

81 – 雨漏りと本(前編)

Essay 雨漏りと本(前編) #81|文・藤田雅史 今回は、拙著『ちょっと本屋に行ってくる。』の「本棚、マイワールド」「続 本棚、マイワールド」の項の続きとして読んでいただきたい。 いちおう簡単に説...

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80 – 絵本と本

80 – 絵本と本

Essay 絵本と本 #80|文・藤田雅史 年末は大掃除と決まっている。普段、自宅の掃除なんてちゃらんぽらんにしかやっていないから、せめてこのときくらいは真剣にやっておかないと、生活がひどく荒んでしま...

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79 – 芥川賞と本

79 – 芥川賞と本

Essay 芥川賞と本 #79|文・藤田雅史 この秋にはじまった、毎朝、中編を一本読む習慣。一本ごとに長短のばらつきはあるにしても、週5ペースで今も継続中である。 さて、80ページから140ページくら...

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78 – スピードと本

78 – スピードと本

Essay スピードと本 #78|文・藤田雅史 このところ、毎日本を読んでいる。 中編程度の長さの小説を朝イチで一編読む新しい生活習慣を獲得したのは、先月書いた通りだ。またどうせ三日坊主で終わるだろう...

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77 – ほどよさと本

77 – ほどよさと本

Essay ほどよさと本 #77|文・藤田雅史 夏の終わりに本屋をうろうろしていたら、角川文庫の夏のフェアの端に「100分間で楽しむ名作小説」なるシリーズを見つけた。 POPのキャッチコピーには「あな...

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76 – 電車と本 2

76 – 電車と本 2

Essay 電車と本 2 #76|文・藤田雅史 お盆休みに、珍しく何の予定もない、丸一日ぽっかり空いた日があった。連日、墓参りだお祭りだバーベキューだ息子のサッカーだと忙しなく動き回っているさなか、そ...

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75 – 家庭教師と本

75 – 家庭教師と本

Essay 家庭教師と本 #75|文・藤田雅史 小学6年生の息子は、当たり前だが来年、中学生になる。 先日、個人懇談で担任の先生から「私立を受験する予定はありますか?」と聞かれた。何も考えていなかった...

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74 – お絵描きと本

74 – お絵描きと本

Essay お絵描きと本 #74|文・藤田雅史 最近、絵を描いている。毎朝およそ1時間。スケッチブック1ページ分。4月の終わり頃からこの習慣をはじめて、二ヵ月が経過した。かつてこの連載で何度も書いたよ...

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73 – ファッションと本

73 – ファッションと本

Essay ファッションと本 #73|文・藤田雅史 ちょっとさびしい話、というか、うーん、そうか……という話。 先日、いつものように本屋に行った。町の中では売場面積が大きいほうで、駐車場も広く、気に入...